ワインセミナー&ランチ【ブルゴーニュの魅力】
2005年 09月 29日
今日は、9月の最後をかざるランチセミナー。参加者は12名。
シェフソムリエの巌本さんの説明の後、ランチを頂く。最初は緊張してあまりしゃべれなかった皆さんですが、ワインが入ってくると、もともとワイン好きが揃っているだけにお話が弾みます。
どんなお料理が出てくるかな??というよりも、正直、お腹が減った。。と言うのが実感かも(^^ゞ
集まったのが正午。ランチのスタートが午後0時半で、それまでいろいろなワインの説明を受けていました。
今回はブルゴーニュということで私も好きなワイン。
Chablis Chateau de Maligny , 2004
12世紀に建てられた由緒あるシャトーを中心に、170haの自社畑を所有するシャブリ専門のドメーヌだそうです。
ヴィンテージは何と2004年。これまた去年できた葡萄で作ったワインなんですね。。
ニュージーランドならともかくブルゴーニュ、それもシャブリの2004年。
色は、緑がかった黄色。シャブリ特有の香りということで言うと、少し弱かったかも。。。
でも、食前酒として出てきましたからこんなものかも。。
次が
Saint-Aubin EN REMMILY 2003 Domaine Marc Colin
EN REMMILY という、畑は、Saint-Aubin の中でも一番力のある畑のひとつと言うこと。。
そして、Marc Colinは、Saint-Aubinを得意としているとのことでした。
シャブリと比べると、酸が明らかにやわらかい。これが、乳酸発酵なんだ。。と言う感じ。ヨーグルトとレモンの違いですね。(正確には白ワインはりんご酸で、レモンはクエン酸ですが)
いろいろと、ワインの説明とかあって、やっと出てきたアペリティフ。
時計は13時前になっていました。お腹すいた。。。
これは、一番下の白いのは半熟卵。その上にうなぎ。トリュフを細かく切ってあって、赤ワインソースがかけてあります。
Pernand-Vergelesses 1999, Domaine Rape
正直、Pernand-Vergelesses と言うワイン、今まで2回飲んだけど、私はおいしいな。。と思ったことはない。(あくまでも嗜好物なので、言い切らせてくださいね。ひとそれぞれです。)
今日、ソムリエさんに率直にそういったんです。今日のワインも、香りも少し引っかかる感じで味も。。。
と申し上げたら、香りに、血液の香りが。。とおっしゃっておられました。味に関しては、ブルゴーニュの赤にしては酸味が非常に強いワインです。。
ということで、霧が晴れました。そういうワインなんだ。。。
ちなみに家内は次の赤ワインよりこちらの方がおいしいと言っていました。
Gevrey Chambertin 2002, Domaine Edouard Bryczek
ブリチェックと読むそうです。この方は、ポーランド出身。ポーランドと言えば、先日亡くなられたローマ法王ヨハネ・パウロ2世もポーランド出身ですね。
ブリチェックが、そのローマ法王の生まれた年1920年に植えた木でできたワインをローマ法王に献上したところから、ローマ法王ご用達となっているそうです。
樹齢85年の木からできるワイン。
これが本日のメイン。
鴨肉がブロックで出てきました。上には、シナモンなどでつくったスパイスがとても香ばしい。
ブロックの鴨肉はいまだかつて食べたことがありません。ほくほくと頂きました。
そして、食後のデセール。
コーヒー
家内と二人で行ったのですが、前に、やはり二人で来られていた同年代くらいのご夫婦の方がおられて話がとても弾んで楽しいランチでした。
後で見たら、食事は二皿しか食べていないのにお腹が一杯。。。終わったら3時でした。
次回は、ボルドーをテーマに11月だそうですが。。。
今月は少し?贅沢をしすぎましたね(^^ゞ
体重も増えたし、これからは節制します。