ヴォーヌ・ロマネ ドメーヌ A・F・グロ
2005年 07月 13日
最近ワインづいていますが。。。
蒸し暑いので、おいしいワインが飲みたくて。。(ワインのみがあれこれと一生懸命理由をつけていますが。。汗)
開けましたよ。。
Vosne-Romanee Maizieres 2000, Domaine A・F Gros
で、A・F・グロです。ヴォーヌロマネ村の優良ドメーヌで偉大な造り手ジャン・グロ氏の娘、アンヌ・フランソワーズ・バラン。グロ一族の中でも、女性ということもあり、人気のドメーヌです。今回は村名ワインです。
A・F・グロは、今年5月に鹿児島のMidi Soleil で、Chambolle-Musigny 2001を飲みました。あの時にも、なんてきれいな色だろ。。なんて柔かい味なんだろって感激していましたが、今日開けてみて、
あれ??
こんな色だっけ??
香りは素晴らしい物でした。軽い、なめし皮臭と、口の中に広がるフランボワーズの香り。しっかりとした酸味を感じました。もう少し置いておいてもおいしかったでしょうが。。
一緒に食べたのが、ハヤシライス。これがぴったりでした。おいしかった。
でも、なんで色があんな色なのかな??と思っていたら、疑問が解けました。光のせいです。
我が家の食堂は蛍光灯です。一応、白熱灯色の蛍光灯なんですが。。
で、写真を撮ろうと居間に、グラスとビンを運んでいく最中にふとグラスをみると、本当にきれいな絵に描いたような、ルビー色。で、気がつきました。
家の廊下は、シーリングライト(白熱灯)です。
”それでか。。。”
そういえば、いつも行く、HTBのアドミラルも、ベイシェラトンもみんな白熱灯です。
家内に話すと、白熱灯の方が料理もおいしく見えるよ。。
と言われました。。
なるほど。。。
又ひとつ賢くなってしまった。へへ・・
でも、ワインの色を見るためにいちいち廊下にでるのもな。。。笑
【追記】
当初、このワインを”アンヌ・グロ”と紹介しておりましたが、アンヌ・グロは、通常A・F・グロとは違うドメーヌのことをさすという指摘がありました。
そこで、調べますと
こちらによると、グロ一族は
・初代はルイ・グロのドメーヌ・ルイ・グロ(アルフォンス・グロから歴史は始まるが、ワイン造りの基礎を築いたのはルイ。)
・ルイの子供が、ジャン、フランソワ、ギュスターヴ、コレットの4人
・ジャンはドメーヌ・ジャン・グロ
・フランソワはドメーヌ・フランソワ・グロ(後のドメーヌ・アンヌ・エ・フランソワ・グロ)
・ギュスターヴとコレットはドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
・ジャンの子供がミッシェル、ベルナール、アンヌ・フランソワーズ・パラン(フランソワーズはポマールのドメーヌ・パランに嫁いだ)
・ミッシェルはドメーヌ・ジャン・グロを引き継ぐ形で、後にドメーヌ・ミッシェル・グロと改名
・ベルナールはドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール(叔父ギュスターヴ、叔母コレットに子供がなかったため、甥のベルナールにドメーヌが譲渡された。)
・アンヌ・フランソワーズ・パランはドメーヌ・A・F・グロ(Anne Fracoise Gros)
・フランソワの子供がアンヌ
・アンヌはドメーヌ・アンヌ・エ・フランソワ・グロを引継、ドメーヌ・アンヌ・グロと改名
というわけで、現在は
ドメーヌ・ミッシェル・グロ
ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
ドメーヌ・A・F・グロ
ドメーヌ・アンヌ・グロ
の4つのドメーヌがグロ・ファミリーである。
との事でした。
指摘していただき有難うございました。。。アーはずかし。
しかも、アンヌ・グロって、とっても人気のあるドメーヌのようですね。
一度こちらも是非飲んでみたいです。