神戸ワイナリー
2007年 10月 08日
今日は、朝から雨が降っていたので、お昼からワイン城(神戸ワイナリー)に行ってきました。
実は、神戸ワイナリーは、今まで何度も行っています。特に以前の職場が神戸市西区にあったのでやれ飲み会だ、お食事会だというとしょっちゅうワイン城に行っていました。
ただ、その時にはワインは飲んでいなかった(主にビールを飲んでいました。(^^ゞ)ので、ワイナリーという意識はなくて、遊び場のあるレクリエーション施設といった感じでした。
広い芝生や遊具もあったりして、子供が小さい時にはよく連れて行ってバーベキューを食べて帰ってきたものです。多くの場合は、自動車で行っていましたが、今回は、最初からワイン飲むつもりで行ったので、地下鉄で行きました。
ワイン城に入ってすぐにあったプレート
コルドン仕立てというんですね。整然と並んでいます。ブドウの木。
木と木の間には結構雑草も茂っていて。。。
これって、あんまり農薬を使っていないって事??
比較するものを知らない(他のワイナリーに行った事がない)ので
なんとも言えないのですが。。。
本で読むところによると、ナズナやタンポポを畑に植えることで、土を耕す効果もあるとか。。
タンポポとか、根が深いものね。
ブドウはほとんど摘み取られていましたが、何もついていないブドウの木の端っこにはバラの花が咲いていました。
これは、リースリング。
ワイン城、中庭です。
その一角にワインの試飲を出来るところがあります。
なんかね。。
酔っ払いが一杯、、、
人のこと言えないんだけど。。。(^^ゞ
無料試飲は
神戸ワイン VINTAGE 2004 赤
厳選された畑で収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを使用し、木樽で6ヶ月間熟成することにより、上品な香り、渋味、バランスのとれた赤ワインです。
神戸ワイン VINTAGE 2004 ロゼ
厳選された畑で収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを使用し、甘みを抑えた芳香な香りと上品な渋味のロゼワインです。
神戸ワイン VINTAGE 2004 白(やや甘口)
厳選された畑で収穫されたシャルドネ、リースリング等を使用した、上品な香り。甘みとさんみのバランスが取れた清涼感のあるフレッシュなワイン。
神戸ワイン VINTAGE 2004 白(やや辛口)
厳選された畑で収穫されたシャルドネを100%使用しており、豊かな香りと上品な酸味が調和した白ワインです。
の
4種類。
おおむね甘口の方が口当たりが良くてよく進みます。(あんまり進んじゃいけないんだけど。。。)
特に、神戸ワイン VINTAGE 2004 赤は、鉛筆の芯のようなミネラル感とスパイシー感が強くて、飲みなれていない人には少ししんどいワインかも。。。
無料試飲は、セルロイドの小さなカップで飲みます。
自分で勝手に入れれば良いので、いくらでも飲めるよ。。。(笑)
で、有料試飲は
カベルネ ソーヴィニヨン 赤 1998 500円/杯
フランス産オーク樽で2年以上熟成したとの事。
試飲したのが、写真のようなフルートグラスのようなグラス。このグラスだと、酸味がややマイルドになって甘みが少なく、渋味が強くなるかも。。。
それはともかくとして
ワイン、
濃い黒味の強いガーネット。エッヂはそれほど紫は感じられず。
香りはカシスの実。特徴的なのは、非常にスパイスを感じます。そして、鉛筆の芯を思わせるようなミネラルも。で、他の神戸ワイン赤ワインに総じて感じるのですが、枯れ草のような香り。決して熟成の香りではないので、樽を使っているというところから樽の香りなのかな。。。
コーヒーのような香りとは一線を画しているんですが、非常に特徴的だと思いました。
アタックは結構しっかりとしたタンニンを最初に感じます。果実実は中程度。酸味もしっかり。
ライトボディで、余韻も短めでした。
メルロー 赤 2000 300円/杯
こちらの方は、カヴェルネよりもヴィンテージは若いのですが、よく熟れたカシスの香り。ガーネットはカヴェルネに比べてやや薄めです。ただ、先のカヴェルネと同じ枯れ草のような香りを真っ先に感じました。で、このワイン、タンニンがすごかった。飲んだ瞬間、歯ぐきや喉の奥まで引っ付きそうなタンニンを感じました。ただ、このワイン、今日、実は家で開けて飲みました。
その時には、リーデルのボルドーグラスを使って飲んだのですが、タンニンはそれほど感じませんでした。やはり、グラスが合っていないためもあるのだと思います。
ただ、同じグラスでカベルネとメルローを飲んで、メルローにすごいタンニンを感じたので、メルローの方がそのような作り方をしているのだと思います。
リースリング 白 2001 200円/杯
向こうで試飲してきて一番美味しいと思ったワインです。やや濃い黄色。白い花の香り。そして、リースリングに特徴的な重油の香りがしっかりとします。味は、アタックは柔かくしっかりしたやわらかい酸と豊かな果実味。やや甘口です。余韻も少し短い程度。
これは、美味しかった。ブラインドでは、アルザスを思わせるような出来だったと思います。ちなみに入れていただいた温度は12度でした。もっと冷やしても美味しいかも。。。
で、これが期間限定で飲ましていただける
ホイリゲ 100円/杯
これは、ワインになる直前のぶどうジュースかな。ウイーンで有名。本当はシュトゥルムというのではないかという話も。。。
これ、生まれて初めて飲みました。
ややピンクのかかった黄色。口に入れるとシュワシュワします。(笑)
舌を刺すような鋭い酸を感じます。香りはトロピカルフルーツかな。。。
ブドウなんだけど。。。
ブドウの汁はブドウの香りはしない??
で、家で2000年のメルローを開けました。
今まで、神戸ワインって、ちゃんと飲んだことなかったけど、飲んでみて思ったこと、
結構美味しい。。
というか、リースリングなんか、
おいしい
と思う。赤は好き好き。正直、私はあんまり好きな味ではない。
でも、白はフレッシュ感を強調するような作り方(低温発酵、低温熟成)をしているということもあり、ぐいぐいと飲めます。
で、これは希望なんですが
日本にAOCがないのは百も承知なんだけど、
ラベルに
アルコール度を書いていただけるとありがたい。。。
15度未満では。、。。。。
これは、神戸ワインだけに言えることではなくて
日本国内のワインに言えること。
山梨や、長野のワインに書いてあるのもあるけれど。。。
後、出来れば原料ブドウ、何種類かのブドウを混ぜている時には主な品種だけでも良いので書いて欲しい。
そしたら、大体どんな味か、買う人がわかりやすいと思うんだけど。。。。
目からうろこの神戸ワインでした。
神戸ワインはなかなかおいしい!!
ヽ(^o^)丿