Favorit(ファヴォリ)
2007年 07月 15日
昨日は、台風のさなかというのに、
家内が珍しく、
一緒にランチしよう。。
っと。
で、以前から一度行ってみたかったFavoritに、行ってきました。
この、ファヴォリのオーナーシェフである、越智シェフとは、以前kamaccho/mamaさんのお食事会でご一緒させていただいて、
いつか、必ずご馳走を食べに行きます
と約束をしていたもの。実は31日にも行く予定なんですが、そちらはディナー。31日の予約はしてあるものの、今日は思い立って急の話なので、恐る恐る電話をかけたら、電話の方に
ラストオーダーは2時ですから、、どうぞいらしてください。
と快諾していただけました。県民会館に
車を
止めて、歩いて数分。
地図を見ながら歩いていたのですが、行き過ぎそうになってしまいました。(^^ゞ
本当に、知っていないと通り過ぎてしまいそうなお店。
でも、お店の中は活気がありました。
主に女性のお客様が多い。。。
男性もちらほら。。
フロアにおられたのはお一人だったのでてんてこまいのようでした。
ランチは、3つのコースに分かれていて、真ん中のコースをオーダーしました。
で、
お飲み物はいかがしましょうか。。。
と、
今日は車だしな。。。と躊躇していると、
家内が
飲みたいんでしょ?私が運転するからいいよ
って、言ってくれたので、グラスで赤を注文しました。
ワインリストはあったのかな。。
メニューしか見ていないのですが、
メニューに
グラスワイン 赤
って、書いてあったので赤のグラスワインをお願いしました。
家内はウーロン茶。
ウーロン茶はロングカクテルのグラスで出てきました。
ワイングラスは結構本格的(失礼。。m(__)m)
Bourgogne Passetoutgrain 2004, Dominique Laurent
実は、私は、パウツーグランを飲むのは初めて。
Jancis Robinsonによると、
このワインは、がぶ飲みワインで、コートドールの丘を下った平地の部分で多く作られているワイン。ガメイとピノ・ノワールから作られるんですが、少なくとも1/3はピノ・ノワールを入れなくてはいけない。若いうちは荒々しい感じがするけれど、熟成が進むとピノ・ノワールの香りが出てきて香りが落ち着いてくる。
お昼に飲んだときには、ガメイとピノ・ノワールから出来ているワインということしか知らなかったので、ガメイの香りを探したんですが、イチゴ??イチゴ???
イチゴといわれたらイチゴかな??
どうも最近、ミントの香りばかり感じるんだよな。。。
ピノ・ノワールは梅シソの香り。ミントはしそ科の植物だから、香りが相通じるのは当たり前
って
家内に言われました。
そうなんだ。。
ミントってしそ科の植物なんだ。そんなことも知らなかった。
(^^ゞ
何か、ひとつひとつお勉強です。
で、このワイン、おいしかったですよ。やや黒味の弱い、ルビー色。輝きがやや穏やかなワイン。エッジにオレンジを探したんですが、オレンジはありませんでした。香りはよく熟れたカシスの香り。そして、ミントを感じさせるハーブの香り。もちろんミネラルも。で、パスツーグランと知っているのでイチゴの香りかな。。。(^^ゞ
結構酸味がしっかりしているものの果実実も豊か。余韻はやや短め。少し温度が低めの方が美味しいかもね。
画像は例によって、すべて携帯電話。
最近、カメラを持っていくのを忘れることが多くて。。。
これは、前菜。
何と、穴子をサラダ風にアレンジしたんですって。
すごくあっさりして酸味が効いていておいしかった。酢を使っていないと思うんです。酢とワインは相性悪いから。。。
独特のハーブの香りが、、、なんだろ、、
どくとく
ジャガイモの冷製スープ。
ビシソワーズ
っていうの??
これ美味しかった。で、スープもなんですが、この入れ物はとても面白いと思った。
可愛らしい。。。
メインは肉料理と魚料理と選ぶことが出来ました。
魚はかます。肉は地鶏ということで、二人で地鶏を食べました。
カリカリの地鶏。美味しかった。
スパイスが独特だね
というのが家内の弁。
私たちがお食事をしている間も、予約の電話がどんどん入って本当に忙しそう。
お客さんはと言えば、たくさんおられたし。。。
で、
お客さんが帰られるたびに越智シェフが厨房から出てこられて挨拶をされておられました。
私は入り口に背を向けてすわっていました。
店内は、もちろん、蛍光灯は全く使っていなくて白熱灯。
白熱灯は、料理の色を美味しく見せるものね。
で、
ところどころに木を使った落ち着いた店内は
私も気に入りました。
ひとつだけ難点を言えば、、、
私たち夫婦は店の入り口近くのテーブルに座っていたのですが、私は入り口や厨房に背を向けた椅子に座っていました。家内は、壁際に座っていたのですが、家内の場所からは厨房の中でお皿を洗ったり、しているところが丸見えだったんだって。
少し落ち着かなかった
と申しておりました。
ま、大した問題ではないと思います。あの席だけの問題ですから。。
午後1時過ぎから始めたランチがなぜに3時になる??
と
言いながら、コーヒーを。
きれいなカップ。
コーヒーも美味しかったですよ。
3時も少し回って、そろそろ失礼しようと、
お勘定をしていると
越智シェフが出てきてくださいました。
もし出てこられなければ、呼んでいただいてご挨拶しようと思っていたのですが
私の顔を見るなり、
やっぱり。。。
とおっしゃっておられました。
背中の雰囲気といい、声といい、そうじゃないかな。。と思っておられたんですって。
フロアの方が、
ワインが好きそうな方ですよ
って、シェフに報告したそうです。
そりゃそうですよね。空のワイングラスの香りをくんくん嗅いでいる人なんてそうそうはいないと思いますから。。
最後に、シェフにご挨拶できてよかった。
又来ますね
と約束して
お店を後にしました。
満足。。。