第21回ワイン愛好家のための晩餐会
2007年 02月 19日
昨日は、ホテルオークラ神戸で、
第21回ワイン愛好家のための晩餐会
”自然派ワインへの回帰”
という、催しが中国料理 桃花林であり、家内と二人で参加してきました。
時間より少し早く着いたので、ロビーで休憩を。。。
(*^_^*)
で、桃花林。
グラスがたくさん並んでいて、
酔っ払いそうな予感が。。。(^_^;)
この日は、相席でした。最初は、少しだけ緊張していたのですが、
一体このテーブルは何??というくらい盛り上がってしまいました。
きっと、ドアがあれば閉められていただろうね。
(^_^;)
Beaumont des Crayere "Grande Reserve"
このシャンパンは、何と、ピノ・ムニエ主体です。ピノ・ムニエ 60%、シャルドネ 25%、ピノ・ノワール 15%のセパージュ。色は、やや灰色がかっており、酸味とともに独特の苦味を感じます。香りは、よく熟れたリンゴかな。。
桃花林特製冷製盛り合わせ
チャーシューがとても美味しかった。。。
Touraine Blanc 2004, Bois Lucas
このワインを作っているドメーヌ ボワ・ルカは、日本人女性がオーナーだそうです。
新井順子さん。これが、2004年のソーヴィニヨン・ブランかと思うくらい黄色い色が強く、アタックの強いワインでした。ビオディナミということで、こんな色になるのかなと、邪推したりして。。。
極上フカヒレのカニの玉子入りソースかけ
これは、上海が二が使われているそうです。臭みの全くないきれいな香りのスープでした。
これでもかとしっかりフカヒレが入っていました。
Gruner Verliner "Maximum" 2003, Hiedler
オーストリアのワイン。色は、やや灰色がかった薄い黄色。柑橘系の果実の香りとフレッシュハーヴの香り。酸味はそれほど強くなく、ミネラルの印象の強いワインでした。余韻もそれほど引かなかったような。。。
Clos de la Coulee de Serrant 2004, Nicolas Joly
言わずと知れた、あの有名なニコラジョリーのモノポール。
このワイン、以前も一度飲みました。確か、2003年だったと思うけど。。
その時には、フーーンといった感じ。
大体、ビオディナミはね。。。個人的に。。。
このワインも、蜂蜜のような(悪く言えば、ヴィンテージより年を取っているような。。これは、ビオディナミの特徴だと思いますが。。)香りと、ミネラリーな感じが特徴的。
セパージュは、シュナンブラン。
で、赤のトップバッターが
Cantico 2001, Podere la Cappella
イタリアのスーパータスカンの一つだそうです。年間4000本だって。
IGTです。
セパージュはメルロー100%との事。フランスのメルローと違って、動物臭はあまり強くなく、むしろ、果実味の豊かなワイン。明るくさんさんと日のあたる明るいイメージのワインです。
仔牛のやわらか金華ハム入りスープ煮、五目野菜炒め添え
美味しいとしかかけません。。。。
Chambertin Clos de Beze 1996, Priure Roch
このワインは、意外でした。以前、トップオブシェラトンでクロドベーズ、ヴィンテージは忘れたけど、2001年くらいだったと思う。作り手はフェヴレイ。その時には、本当にパワーを感じたワインでした。ところが、このワインはどこまでも優しい。
説明にも他のクロ・ド・ベズとは異質のエレガントさとフィネスがあると書かれています。このワインもビオディナミなんですが、それ以上に何かありそうな。。。
正直、私の頭の中にあったクロドベーズのイメージとは全く違ったワインでした。
ワインを初めて試してみようかと思う方にこのワインを出して、ワインのよさはわかりづらいと思う。ぐいぐいとひきつけてくるようなパワーは感じられなかった。
濡れ落ち葉の香り。キノコの香りと、古酒に特徴的な香りが一杯。
ビオは早く年を取るのかな。。ロマネコンティは同じビオでもそんなことないと思うけど。。。
伊勢海老とトラフグのXO醤風味
右が海老だったかな。。。いや、ふぐだったかも。。。
特製タンタン麺
奥の深い辛さが。。。。
本当に、後からジワーーと辛くなってくる感じで。。。
デザート
猫の顔みたいなケーキもありました
最初に書きましたが、相席だったんですが、一緒になった方が、以前から私たちの顔を知っておられたらしい。。。
あ、あの方だ。。
なんて。私たちは全く覚えていなかったんですが。。。
で、お話も弾んで本当に楽しい晩餐会でした。
次回は6月とのことです。
フレンチか、日本料理だって。