ハウステンボス冬物語【ディナー@アドミラル】
2005年 12月 14日
一人、とても良くしてくれていたスタッフの方が、エリタージュに異動になったとのこと。
ソムリエさんは、変わっていませんでした。
私の食べたのは、おそらくスタンダードのメニューだと思います。
差額を出してでも、
他の方のように、トゥインクルフェアのメニューにしてもらったらよかったな。。。
でも、とてもおいしかったです。
まずは、食前のお楽しみ。たしか、いとよりだったと思う。。。
お酒を飲むのは私だけだったので(私の連れは小学4年生)、シャンパンのあとは、いきなりグラスで赤ワインをお願いすることにしました。
Romanee Saint Vivant 1993, D.R.C.
まず、最初に出してくださったのが、午後5時に開けたボトル。開栓してから、2時間。
色は、きれいな、ガーネット色。ドライフルーツというよりも、秋の森。これが、スー・ポワと言われる香りなのかな。。と言った感じ。キノコや苔、枯れ木、枯れ葉に覆われた湿った土と言った感じ。
口に含むと本当にまろやか。。。。こんなワインがあるんだ。。と、感激でした。
で、比較してみましょうか。。ということで、開栓したばかりのロマネ・サンヴィヴァンを入れてもらったのですが、同じワインなのに、色は違う。2時間の間にこれだけ変化するんだな。。と言う感じ。やはり、開栓したばかりのワインは、オレンジ色が少ない。。香りもそんなに立ってこない。。温度が低めだったこともあったかもね
フランス産フレッシュフォアグラとトリュフのテリーヌ・3種の味わいのリンゴ添え
この料理が面白かったかも。。。手前は、フォアグラなんですが、
お皿の向こうに並んでいるのはすべてリンゴ。
左から茶巾詰め、シロップ漬け、生のリンゴ
それぞれ、同じリンゴなのに味も香りも微妙に違っていました。
子供はフォアグラが食べれないということで、この料理。
これは、オマール海老だそうです。
で、開栓後3時間くらいのロマネ・サンヴィヴァン。
味も香りも絶頂でした。。
写真はいまいち。。
で、ソムリエさんが、"舌が元気なうちに"と出して下さった
ラ・ターシュ 1998、 D.R.C.。
びっくりしたのは、ラ・ターシュの色。開栓したのは、2時間前との事。。
ヴィンテージは、こちらの方が若いはずなのに色は、明らかに橙色が強い。
ロマネ・サンヴィヴァンのほうが、色だけを見ると若い。
ラ・ターシュの作り方か、テロワールからの特徴か。。
ラ・ターシュは、少しにごっていた(全くclearではなかった)と思うのは、今はやりのビオの作り方を取り入れているのかもしれないね。。。
ビオは、色が変わるのが早いから。。
さすがに、ラ・ターシュは、もう1本開けて。。とは頼めなかった。。。
でも、どちらも本当に素晴らしいワインでした。
酸味も強烈に感じることができて、1本きちんと筋が通っている感じ。。。
いいよね、ピノはね。。
ビロードのような喉越しでしたよ。。。
ビロードのパンツをはいた幼子イエスが喉を滑り降りていく
なんて、詩的な感激が沸いてきました。。ついでに涙も。。本当に涙が出てきた。。
おいしすぎる。。。
長崎赤鶏のスープ 豆乳のロワイヤル仕立て トリュフ風味
これは、子供も一緒に同じものを食べれました。。キノコをのぞいては。。(^^ゞ
大村産足赤海老とフレッシュ帆立貝のスモークを包み込んだ五島産トラフグのポワレ ベーコン巻
これもとてもおいしかった。。。ポテトの突堤に守られた泡だったスープは口の中でプチプチと。。
これは、どちらもロマネ・サンヴィヴァンです。左側の方が
グラスに入れてから時間がたっているワイン。これだけ色が変わるんですね。左の方がオレンジ色。
これは、左側がラ・ターシュ。右側がロマネ・サンヴィヴァン。ただし、抜栓したのはラ・ターシュのほうが2時間後です。この二つを比べると、ラ・ターシュのほうが、オレンジ色ですね。。
そして、いよいよメイン。
特選牛フィレ肉のグリエ 季節の野菜添え 赤ワインソース
おいしかったよ。。。(^^♪
で、連れ(子供)が、そわそわしているのを見てなぜかと聞くと、花火の時間。。だって。
食事の最中なのに。。と言うと、
スタッフの方が、
構いませんよ。。。花火を見てらしてください。。
食事の続きは、花火の後で。。。ということで、
花火を見に行きました。。。
やっぱりHTBの華ですね。。
レーザーショーも復活してくれたらいいのにね。。。