サンヴァンサン祭@ハウステンボス


ハウステンボスでは毎年サンヴァンサン祭りを10月の2週間にわたって行っています。私がこのサンヴァンサン祭りに行くようになったのは2年前からですが、たくさんのワインの試飲ができ、又、ホテル内のレストランやバーでは、この期間でしか味わうことのできない数多くのワインが提供され、私のようにワイン大好き人間には願ってもないイベントです。
って、今は、終わってますよ。来年又あると思います。

サンヴァンサン祭りについてはいろんな言い伝えがあります。

ここによると、

「昔,人びとが葡萄を栽培し始めた頃,みんなはなんの指導もないまま働いていた。そこで,全員の意見が一致して,葡萄の栽培について助言をあたえてくれる有能な守護者を探すことになった。その結果,ヴァンサン聖人が選ばれ,それからは聖人はすべての葡萄栽培者の守護聖人となった。
 ある日のこと,聖人が仲間たちと葡萄桶の酒を詰め替えながら,思うまま酒を飲み,酒蔵いっぱいに陽気な声をあげて騒いでいたら,土地の仲買人がやってきた。じつは,その仲買人というのはいつもの男が病気になっていたので神様がそれらしい服装をして,仲買人の容器を借りてきたのである。ヴァンサン聖人は仲買人を見て,この種の人間たちは勧められれば酒でのどをうるおすのを好むものだと察しをつけた。聖人は仲買人を呼んで,新酒を大椀になみなみと注いで差し出した。仲買人に化けた神様は無造作に大椀を受けとり,飲み干した。神様はその飲料がたいそうおいしかったので,二杯,三杯とおかわりをして,とうとう四杯目を飲んだ。さすがにほろ酔い気分になり,一人でお喋りしながら千鳥足で仕事を続けるために辞したが,ひどく大儀そうであった。そのうしろ姿を見送って,聖人とその仲間たちは腹をかかえて笑った。
 しかし,翌日になって神様はまた聖ヴァンサンの家の戸口に現れた。こんどはさすがに聖人も相手がだれであるかの見分けがついて,主の前にすっかり恐縮してひざまずいた。『ヴァンサンよ,昨日おまえが私に飲ませてくれた飲み物を産み出す木は,なんという木なのかね』と神様は聖人にたずねた。きっと,酩酊させられたことを遺恨に思った神様が自分を罰しようと考えておられるのだと想像して,聖人はうち震えながら,それでも葡萄の木に難がおよぶのをおそれ,『主よ,あれは……木苺(きいちご)です』と答えた。『木苺だったのか。木苺はあのようにおいしい飲み物を産み出すのだね。では,これからは,木苺がどこででも根づくようにしよう。そうすれば,もっとたくさんの飲み物が採れるだろうからね』。
 このときから,木苺が葡萄を侵して,いたるところに根を張るようになった」
 そんなわけで聖ヴァンサンの祝日が明けると,年配の葡萄栽培者は「グゾット」とよばれる鉈鎌を手にして,葡萄の剪定にとりかかったものだった。(ビドードリール[27]58-60頁)
1月22日は葡萄栽培業者の守護聖人ということになっているサン・ヴァンサン(Saint Vincent)の祝日である。ラテン語で Vincentius(ウィンケンティウス,もともと勝利する者の意とか),英語・フランス語で Vincent(ヴィンセント・ヴァンサン),スペイン語で Vicente(ビセンテ),イタリア語なら Vincenzo(ヴィンチェンツォ),ドイツ語なら Vincenz などとなるであろう名をもつ聖人は複数いるようであるが,この「サラゴサの助祭ウィンケンティウス」はローマ皇帝ディオクレティアヌスらによる「大迫害」の際304年(303年と書いてあるものも多い)に,残酷な拷問で殉教したことで知られる。
彼に加えられた迫害は,十字架で引き裂かれ,鉄の網の上で焼かれ,傷に塩をすりこまれ,陶片の上に寝かされ,その屍は野原に捨ておかれ,さらに石臼を付けて海に投げ込まれる,と際限がないが,これは他の殉教者の伝説も混じっているらしい。([51]212頁)(あまりまともに読む気もしないのだが)この物語について教会の助祭聖職者ネット(?)による紹介(英語)なんていうのもあるな
往時のアラゴン王国の首都でスペイン有数の都市サラゴーサ(Zaragoza,英語表記はSaragossa――その名はカエサル・アウグストゥス Caesar Augustus に由来するという(中丸[52]28頁))。そこの司祭の補佐役であった殉教聖人が,なぜ葡萄作りの守護者になったのだろうか。
むろん,いろいろな伝説があるのだろう。

聖ヴァンサンのロバが葡萄の枝先の新芽を食べるのを見て,葡萄栽培業者がみな剪定をするようになったという逸話にこの聖人の崇拝の理由を求める人もいる(ゴーティエ[24]69頁)
とか。あるいは,
「聖ヴァンサンがパリ地域の葡萄栽培の守護者に選ばれたのは……聖ヴァンサン聖十字架大修道院の名のもとに最初の葡萄畑が開かれ,植付けが行なわれたためである」とする見方もある。(同上)
パリの有名な教会サン・ジェルマン・デ・プレは,6世紀にフランク王ヒルデベルト1世とクロタール1世がサラゴサ攻囲の折り聖ヴァンサンの遺物を持ち帰って「聖ヴァンサンと聖十字架に奉献された大聖堂」に納められたことで創建された。これがサン・ジェルマン・デ・プレと呼ばれるようになったのは754年からのことという。
それ以上にヴァンサンという名前(または語呂)が,ワインにぴったりだったということがおおいにありそうだ。

聖ヴァンサンの教会における名声は,サラゴサの助祭を讃えた聖アウグスティヌスび説教に負うところが大きいの対して,その民間での人気はさまざまな語呂合わせによって確固たるものになった。(ゴーティエ[24]70頁)
「Vincent = ヴァンvin (ワイン) +サンcent(百)」でワインがいかにもたくさんできそうな名前だし,「ヴァンvin+サンsang(血)」というのに当てても聖なるイメージということになるらしい。さらに,
葡萄の成長にとって重要な冬の作業(剪定をしたり,畑の土をすき起こして,土の中に新しい空気を入れたりする)を行なう時期と,聖ヴァンサンの祝日の間には否定しがたい符号が見られる(同上)
ということも重要な要素となったようである。冬至から約1か月。日が長くなり始めたこの時期となれば,
聖ヴァンサンの祝日には
時が伸びる(ビドードリール[27]60頁)
などと俚諺のいうごとく,希望に満ちた祝祭にもまたふさわしいのかもしれない。ワイン作りにとっても新たな出発の時期なのだろう。
古い聖人信仰が,語呂合わせと季節のめぐり合わせによってワイン作りの祭典になる。各地の祭の中でも有名なのは,ブルゴーニュでこの時期に業者の団体La Confrérie des Chevaliers du Tastevinによって行われる「持ち回りの聖ヴァンサン祭(la Saint Vincent tournante)」だ。今年のジュヴレでの開催は1週間ずれており,開催時期は例年おおまかにこの前後ということらしいのだが。私としてはこの日を祝う理由を見つけるのは容易なので,何やら“サン・ヴァンサン”などと名前のつけらているボルドーワインで祝杯をあげるとするか。


ここによると


【サンヴァンサンの言い伝え】
*昔々のお話です。
 教会の偉い人や王室、貴族といった、ある限られた階層の人たちだけが飲むことを許されていたワインが、一般の人々も口にすることができるようになった頃のこと。
 ネゴシアンと呼ばれる出来上がったワインを桶や樽ごと買い付け、それをブレンドし瓶詰めして販売する人達が登場してきました。しかし、そうしたネゴシアンのなかに、ワインで一儲けしようと思った悪徳業者が登場します。桶や樽ごと買ったワインに、水を加え薄めてかさを増して売るようになったのです。それを知った農夫たちは怒りました。自分達が1年間精魂込めて育て上げた葡萄は、自分たちが生きていることそのものであり、それを託したワインなのに、水で薄めてしまうとは! 
そこへ登場するのが、修道士のヴァンサンです。修道士というのは神様につかえる身。立派な修道士は神様から不思議な力を授かりました。とあるワインの値踏みをする会場で、例の悪徳ネゴシアンが言葉巧みに水で薄めたワインを高額で売りつけようとしていました。そこへ修道士のヴァンサンが入ってきます。
 ヴァンサンは、「そのワインは水で薄められている。このネゴシアンはインチキです。彼の悪事を証明しましょう。」と、そのワインをグラスに注ぐと、口に含む代わりに自分のマント(聖衣)に振り掛けました。するとどうでしょう。このヴァンサンの着ていたマントの上で、ワインは見事に水とワインに分かれていきました。
これを見た人々は驚きの声を上げ、ヴァンサンをたたえました。
 「悪徳ネゴシアンから、自分達のワインを守ってくれた神様だ!」
 それ以来、農夫たちの間で自分たちのワインを守ってくれる聖なる神様“サンヴァンサン”を称えるお祭りが、1月から2月にかけて、剪定真っ盛りの頃に行われるようになりました。農夫たちの仕事そのものがワインです。ワインを守るということは葡萄を守り、その葡萄を育む葡萄園を守ることです。サンヴァンサンのお祭りは、葡萄の樹や葡萄園を守ってくれた聖者=サンヴァンサンの名前からきたお祭りだと言われています。
*もっと昔々のお話です。
 天上に住む神様の一人が、喉が渇いたので地上に降りて喉の渇きを癒したいと、神様の長にお願いしました。そこでお許しがでて地上に降りてきたのですが、その神様は地上で最初に出会った飲み物が、運悪く(?)ワインだったのです。美味しくて美味しくて、その神様は天上に帰ることをすっかり忘れてしまい、葡萄畑で好きなワインをずっと飲みつづけてしまいました。それを見た神様の長はすっかりあきれ果て、彼に言いました。「もうおまえは天上に帰ってこなくてもよい。ずっとそこで好きな酒を飲んでおれ!」 それ以来、どこの葡萄園にも、こうした神様が棲むようになったということです。


リンクだけでは、リンク先がなくなってしまったら自分の記録がなくなるので本文を引用しました。

で、結局ですが、

サンヴァンサンはブルゴーニュ地方のぶどうと畑の守護神で、サンヴァンサンを祝う日は1月22日に決められています。ブルゴーニュではその翌日からぶどうの木の剪定が始められます。

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ディオニソス会場
ディオニソスは、ハウステンボスのワイン専門店の名前ですが、もともとは、ギリシャ神話の神様の名前です。ローマ神話ではバッカスと呼ばれており、酒と酩酊・豊潤の神だそうです。
いくつかの試飲ワインとスペシャルワインが置いてありました。お店の中は大混雑。私としては、ジョゼフ・ドルーアンのシャンボール・ミュージニーがいちばんのお気に入りでした。
試飲するのが、ソムリエさんが首からかけているタートヴァンと呼ばれる銀のスプンのようなもので試飲しているからか、タンニンの優しい比較的フレッシュなワインのほうがいい印象を持つような気がしました。
ディオニソスは店内に2列だけしか試飲ワインがありませんでしたが、

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ワールドバザール会場
こちらでは、90種類のワインが試飲できました。といっても、人がいっぱい。。
とっても活気があります。
至福のときですね。003.gif

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ワインを飲みながら園内をふらふらと散策。

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by dfamb400 | 2008-11-07 21:38 | ハウステンボス


ハウステンボス、すばらしいところです。是非一度はいらしてください。


by dfamb400

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